【シャフトスパイン調整】

 スパイン調整とは

シャフトは、曲がり、しなりに対する硬さがその曲げる向きによって異なり、その最も硬い部分をスパインと呼 んでいます。

シャフトの偏肉と湾曲、この二つが主な原因になります。
また、実際に計測すると、シャフト長手方向の計測位置によって、スパインの強度やスパインの位置は一貫 せず変化しています。

これらを要約し、バットを主としたシャフト長手方向全体の最も顕著なスパインと、最もしなりに 対する応力が弱い部分スパイン・ニュートラルを利用してフィッティングを行うのが、一般的に行われているスパイ ンです。

スパインの影響

シャフトをしならせる力が加わると、それに反発し、結果としてシャフトは振動します。

この時、スパイン・ニュートラル 断面に対して力が加わると、振動は直線に近いものになります。

それ以外の向きで力が加わると、振動は円に近く なったり、縦向きの力が加わったのにも関わらず、横方向に振動したりと不規則な挙動になります。

この挙動を出来るだけ抑えようと言うのが、スパイン調整の目的です。

ゴルフクラブシャフトの選び方 参考にしてください。