【理解すればスコアーアップ!】ロフト角
【重要】ロフトの重要性とは何か?
・表示ロフトとリアルト角の違いについて説明します。
ドライバーのロフトについて
▪ドライバーのロフト角といえば、これまで9~9.5°が主流だったのですが。最近、使っているドライバーのロフト角を見ると、平均1~2°ロフトアップしていることが分かります。
それにしても、ドライバーのロフト角はなぜ増えているのか。
これはクラブの重心設計と大きな関係があります。(ロフトアップ)して飛距離を伸ばせるのはどうしてなのか。
高スピンの弾道で飛ばしていました。
以前のゴルファーは、アイアンのスイングが基本でしたので、ドライバーでもダウンブローでボールを打っていました。
上からボールをつぶすように打っていたので、ボールのスピン量が多かったのです。
スピン量は3000~3500回転が主流でした。
打ち出し角が低く、途中からフワッと浮き上がる、弾道で、飛距離を伸ばしていました。
▪最近のクラブが進化すると、アイアンでもボールを楽に上げることができるようになり、
必要以上にダウンブローのスイングがいらなくなっています。
低打ち出し・高スピンで飛ばす時代から、高打ち出し・低スピンで飛ばす考え方に変わり、
風の影響を受けにくく、前に強く飛ぶ弾道になったこともあります。
これが現在にも通ずる理想の弾道として求められるようになったのです。
スピン量を抑えるドライバー
▪なぜプロが?いっせいにロフトアップをしたのでしょうか。
これまでもさまざまな技術開発が進み、たしかにドライバーは低スピン化の方向に向かってきました。
それでもプロゴルファーがロフト角10°以上のドライバーを使うと、スピン量が増えてしまうことがありました。
ですが、以前発売 テーラーメイド〈SLDR〉ドライバーは、ロフト角を増やしてもスピン量が適正あるいはそれ以下に収めることができるようになったので、
ロフトアップして飛ばそうという考え方に変わったといえます。
独自の「ロー・フォワード・シージー」設計により、ヘッドの重心が従来モデルよりも前に、さらに低くなっているため、無駄なスピン量が減り、吹け上がらず力強く前にボールを飛ばせるようになりました。
そのため、ロフトアップして打ち出しを高くすると、ビッグキャリーで飛ばせるというわけです。
ゴルフクラブのロフトについて
▪ゴルフクラブのロフト角とは、ゴルフクラブの長さにとともに、飛距離を決定する数値の一つです。
一般的に、ロフト角の数値が小さいほど、ボールを遠くまで飛ばすことができます。
ただし、ヘッドスピードが遅いプレイヤーの場合には、ドライバー、スプーンロングアイアンでは、ロフト角の数値がある程度大きい方が、ボールを遠くまで飛ばせることもあります。
また、ロフト角はボールの高さを決定する数値でもあります。
ロフト角の数値が大きいほどボールは高く上がります。
ゴルフクラブのロフト角とは、シャフトの中心線を含む垂直平面とフェース平面の角度です。
このように、シャフトの中心線を含む垂直平面を基準にして計測したロフト角がリアルロフトです。
通常、単に「ロフト角」という場合には、「リアルロフト」のことを指します。
リアルロフトの測定方法
▪リアルロフトを正確に測定するには、「スペック測定機」「ロフト・ライ角調整機」と呼ばれる専用の機器を用います。
ゴルフショップやゴルフ工房にて測定・調整できます。
アイアンロフトに誤差がある場合には調整することをお勧めいたします。
ハイブリッドのロフト角について
▪ロフト角とはクラブヘッドのフェースの角度です。
このロフト角が飛距離とボールの高さに関係してくるのでハイリット選びをする時は、ロフト角を何度にするかしっかりアイアンのロフト角を
理解することが必要です。
ハイブリッドの中には番手とロフト角の種類がいろいろありメーカーによってロフト角にバラつきがあるります。
ユーティリティ選びの際はユーティリティの番手ではなくロフト角を基準にして選んで下さい。
これもメーカーによって違いはあるのですがユーティリティにはロフト角が17度から26度ぐらいまであります。
ご自分のアイアンのクラブセッティング合ったロフト角のユーティリティを購入することをおすすします。
例えば4番アイアン5番アイアンをハイブリッドクラブに入れ替える場合に、お使いのアイアンロフトを調べてド同じロフトのハイブリッドクラブを選ぶことを
お勧めいたします。
最後に、最適なロフト
▪ゴルフクラブに合った最適なロフトに変更することにより。正確な。距離感を作り出せるのではないのでしょうか。
支給品ドライバーの飛距離
▪テーラーメイド支給モデルは飛ぶのですか」という声がよく聞かれます。
改正されたSLEルール(COR)の反発係数0.830のギリギリまでフェースを削ったドライバーは、
飛びます。ルール適合品です。ドライバーの飛距離は、伸びると実感しております。