パターについて
パターは、グリーン上やグリーンの近くにあるボールを転がしてカップに入れるときに使うクラブのことで、実際のラウンドでは、最も使用頻度が高いクラブです。
ドライバーを使うのは全18ホールのうち、ショートホールをのぞく14回がせいぜい。パターは、全ホールを2パットでカップインしたとしても36回使う計算になります。
ドライバーで250ヤードのビッグドライブも1mのパッティングも、ゴルフでは同じ1打です。
パターの活躍次第で、トータルスコアが大きく変わるので、自分のフィーリングに合ったパターを選ぶことはとても重要です。
パターヘッドのタイプ
パターのヘッド形状は大きく分けて4つに分類されています
ブ レードタイプ
ピンタイプとも呼ばれるスタンダードなフォルムは、#1・#2タイプなどバランスが良く各タイプの良さをトータル的に含んでいます。
マレットタイプ
目標方向性がわかりやすい2ボール#7タイプなど直進性の高いボールが打ちやすい。
ネオマレット
目標方向性がわかりやすいブレードとマレットの中間的なパターです。
L字タイプ
アイアンタイプのフォルムで操作性重視#9タイプなど操作性が高く、アイアンと同じようにイメージできます。
タイプ別特徴
ブレードタイプパター
面が長いなのが特徴です、面が長いとフェースをターゲットにセットしやすくなります。
ブレードタイプパターは、ストローク中にヘッドを感じやすく重心距離が長く大きめなのでフェイスがぶれにくい効果もあります。
また、ノンフェイスバランスと呼ばれトゥー側フェイス面が斜めになるタイプのパターです。
L字タイプパター
フィーリングを重視するゴルファー向きといえるかもしれません。
またフェイス面もストローク中に感じやすいのも利点の1つだと思います。ただしその反面重心距離が長くストローク中にフェイスが開きやすいのが欠点です。
そのためアイアンでドローを打つゴルファーと相性がいいと言われています。
また、ノンフェイスバランスと呼ばれトゥー側フェイス面が斜めになるタイプのパターです。
マレット・ネオマレットパター
特徴は、重心位置がパターの後方にあります。これにより重心位置が深くなります。
重心位置が深くなるとパターが左右にぶれなくヘッドを直進的に動かしたストロークに向いているように感じます。
パターのパット方向性を安定させやすく、ネオマレットタイプ2ボールパターであれば、ボールデザインに、実際に打つボールを合わせることにより、ボールのラインがだしやすくなります。
またフェイスバランスパターとよばれて、台などの上にパターを乗せパターを置いた時にフェイス面が真上に向くタイプのパター
パター重心距離とは
シャフトの先端側からフェイス面の重心(スイートスポット)までの距離です。重心距離が短いとフェイス面を開閉しやすくなり逆に重心距離が長いとフェイスを一定に保ちやすくなる効果です。
重心位置により影響するパターフェイスストローク
■フェイスバランス
パターの調整について
ライ角・フェイスアングルについては、アイアン同様・購入後ゴルフショップや工房などで調整することをお勧めいたします。
ブランドで選ぶ
オデッセイ
キャロウェイゴルフのパターブランドとして人気の高いオデッセイ(ODYSSEY)。メーカーのサイトによると、長年にわたり世界6大ツアーでの使用率No1を誇っています。どのようなゴルファーでも最適な1本が見つかるといわれる豊富なラインナップも特徴です。なかでもマレット型や、マレット型の進化形ともいえるネオマレット型のパターは人気があります。
ピン
初心者からトッププロまで絶大な人気を誇ったピンのパター。今なお多くの愛用者がいます。ピンといえば、ピン型パターのイメージが強くありますが、実はマレット型やネオマレット型などさまざまな形状のパターも販売しています。アンサーやスコッツデール、ノームなどのモデルが有名です。
テーラーメイド
テーラーメイドのゴルフクラブは、ドライバー、アイアン、ウェッジとトータルで人気がありますが、近年はパターの人気も高まっています。ゴーストスパイダーやスパイダーマレットなど、さまざまな人気のモデルが登場しています。
最後に好みと個人差があります。
またパターには、ドライバー選択するときの数値慣性モーメント(ミス・やさしさの数値)は、ありませんの基本は、パターの芯に当てることです。
やさしいパターを探すのであれば、フェイスバランスタイプがお勧めになります。
パターを選びで大事なことは、重心距離を参考にフェイスの開閉しにくいタイプのパターもしくは、フェイスの開閉しやすいタイプのパターどちらが自分に合ってるか。
またインサートが柔らかいか硬いかも好みも分かれます。但しボールの硬さとフェース素材とのマッチングも、距離感を作るポイントの一つです。
〔硬いボール+軟らかめのフェース〕もしくは〔軟らかいボール+硬めのフェース〕自分の好み距離感が出せると思います。
よくある質問
・パターの選び方についての長さは33インチと34インチのどちら
⇀質問:パターのシャフト33~35インチは何cmが標準なのでしょうか・何インチが最適なのでしょうか。
⇀回答:どのモデルのパターを購入するか決めても、パターの長さも選ばなくてはいけません。基本的には34インチが標準ですが、打ち分けて判断することが間違えない方法です。
・パターの選び方が分かりません。パターの長さは
⇀質問:良いパターと悪いパターと言うのは、どう分けられるのでしょうか?
パターに関しては、良い悪いというよりも、合う合わないで決めるものなのでしょうか?
⇀回答:ご質問の通り、ゴルファーに合う合わないで決めるものです。ご自身のストロークに合ったパターをお探しすることをお勧め致します。
・パターの選び方が解りません。教えて頂きたいのですが
⇀質問:パターの選び方が解りません。教えて頂きたいのですが?何をパターに求めるか?でしょうか?
⇀回答:パターに求めるものは、方向性と距離感です。ショップ等で多くのパターを打ち比べるのも、一つの方法です。
ツアー支給品オデッセイパター
オデッセイ支給品パターは、基本的にIDバンドがついてます。
ヘッドはノーシリアルです。また市販品と異なったスペックのインサートが搭載されていたり市販品とは異なるデザインのものなどがあります。そして限られたプロに支給するために精密に作成されたパターです。
オデッセイ ツアー支給品パター商品紹介