アイアンの素材
アイアンの素材
アイアンの種類でヘッドの形状以外にもアイアンヘッドの事で知っておきたい事はヘッドの素材です。
アイアンヘッドの素材には次の3つがあります。
■ステンレス素材
■軟鉄素材
■チタン素材
3種類の素材がありそれぞれの特徴です。
■ステンレス素材の特徴は軽くて耐久性に優れてる素材です。
また、錆びにくいためメンテナンスが楽です。
一般的には軟鉄素材のアイアンより飛びますが打感が少し硬い感じがします。
(一般的にプロや上級者は選びません。)
ヘッドのデザインも複雑なものが作れ選び方は沢山ありますがライ角、ロスト角の変更ができないデメリットがあります。
ゴルフ初心者の方がアイアン選びをするときは軟鉄素材よりもステンレス素材のほうがいいかもしれません。
■製造方法が鍛造と言って柔らかい鉄をプレス機などを使い叩いてアイアンの形にしたものforge(フォージド)と言うため
軟鉄素材のアイアンのことをフォージドアイアンとも言います。
軟鉄素材のアイアンのメリットは軟鉄素材なので打感が軟らかい感じがしライ角、ロフト角、調整ができます。
なのでプロや上級者は軟鉄素材のアイアンを好み選びます。
デザインは構造上複雑なものが作れない為シンプルなデザインが多いアイアンの種類となります。
(中級者、上級者向きのクラブが多い)
■チタン素材はヘッドの全てがチタン素材ではなくフェース面のみがチタン素材になっています。
他の2つの素材と比べ飛距離は一番飛ぶのでヘッドスピードが遅い人には向いているアイアンの種類です。
(初級者向きクラブやヘッドスピードが遅い人用のクラブが多い)
そこまで素材に関してはこだわる必要はなくご自分の好みで選び選択すればいいと思います。
(マッスルバックやキャビティなどヘッドの形状は考えたほうがいいと思います)
アイアンの軟鉄鍛造ヘッドの素材で、S20CとかS25Cなどの商品説明があります。
これはどういう意味かと言いますと、Steel25CarbonをS25Cと表現していますが0.25%の炭素を含んでいるという意味です。
S20Cは0.2%の炭素を含んでいるという素材なのですが、一般的にはS25Cの軟鉄が一番多くアイアンに使用されています。
炭素含有率が高いほど硬く、S25Cの方がS20Cより硬い素材です。
軟鉄アイアンの利点
まずは打感が良いモデルが多いことです。
鉄の中では柔らかい素材である、軟鉄を叩いて凝縮させて作るので「余計な振動」が少ない、いわゆる「柔らかい打感」にです。
最も大事なライ角・ロフト角が調整できることです。
ロフト角、ライ角を「自分のスイング」に合わせて調整ができるのでより自分の好みで調整できるのが一番の利点です。
ライ角は角度が付きすぎるアップライトな状態だとボールは左に、逆に角度が少ないフラットな状態になると右に飛びやすくなります
基本アイアンはボールを飛ばすためのクラブではなく、いかに正確な距離と方向がだせるのかを求められるクラブです。
プロ支給品アイアンの紹介です。